目の疲れについて①
今回は、40代になると感じやすい体の不調の一つとしてあげられる
「目の疲れ」
についてです。
若い頃にももちろん「目の疲れ」はありますが、40代からの「目の疲れ」は
その原因が若干違います。
若い頃:目を酷使することによる目の筋肉の疲労
40代以上:目の筋肉の疲労だけではなく、加齢による目の筋肉の機能低下
したがいまして、若い頃より目の疲れは出やすくなります。
また、昨今のコロナ禍によるリモートワークの推奨により、パソコン作業も増えることに
よりさらに疲れることが多くなっているのではないでしょうか?
その対策として、以下の実践をお勧めします。
①目を休める
・長時間パソコン作業を行う際には、1時間に一度10分程度の休憩を入れ、目を休める
・意識的に瞬きをする
・蒸しタオルや市販のホットアイマスクなどで、目を温める
②メガネやコンタクトの度数の確認
・定期的な度数の確認
・眼科にて、老眼の有無の確認を行い、必要であれば老眼鏡を用意
※個人的には、この「老眼鏡」という名前が利用を躊躇する原因ではないかと考えています。
40代の方ですと、「まだ、老眼鏡はいらないよ」と普通に思ってしまいますよね。
ちなみに、欧米では「リーディング・グラス」と呼ぶそうです、
確かに、この名前だと利用してみようと思いますよね。
③目が疲れない環境の整備
・モニターとの目の距離、机・椅子の高さ、椅子の座り方などの姿勢を意識
・部屋の明るさや光源のチラつきがある場合には、照明を交換
また、簡単にできる目の体操とマッサージを紹介します。
①目の体操
目の体操は、目の筋肉を刺激して疲れをほぐします。
・上下を見る
・左右を見る
・目を寄せる
・目をぐるぐる回す
・目を固く閉じた後、大きく開く
②目のマッサージ
目の周りには、たくさんのツボがあります。
ツボは、指で押した時に周囲よりも少し凹んだところで、押すとやや痛みを感じます。
以下がそのツボです。
・太陽(たいよう):眉尻と目尻の中間地点から親指の横幅くらい外側のくぼんだ部分
→目のかすみに効く
・清明(せいめい):目頭の内側やや上方のくぼんだ部分
→目の奥が痛んだりかすんだりした時に効く
・攅竹(さんちく):眉頭のくぼんだ部分
→目の疲労感や痛みに効く
以上の箇所を軽く親指で10秒程度、2〜3回刺激すると血行が良くなり、リラックス効果も得られます。
マッサージのコツとして、あまり力を入れすぎず、軽く押して気持ち良いと感じる強さで行ってください。
いかがでしょうか?
「目の疲れ」に関しては、なんとなくそのまま放置されている方が多いのではないでしょうか?
ただ、上記のようにセルフケアで改善できることも多いので、是非試してみてください。
ポイントは気がついた時に実践する。
このくらいの気持ちでまずは十分です。
次回は、目に良い食事についてになります。
それでは、本日は以上。
※このブログはすべて私個人の見解です。