ロコモティブシンドロームについて
今日は「ロコモティブシンドローム」について考えてみます。
「ロコモティブシンドローム」とは、
「運動器の障害」により「要介護になる」リスクの高い状態になること
と定義されています。(日本整形外科学会)
また、その原因として
「運動器の障害」は、運動器自体の疾患によるものと、加齢に伴って起こる運動器の機能低下によるものとが考えられます。
運動器の疾患は
変形性膝関節症、骨粗鬆症、関節リウマチ、変形性脊髄症、背柱管狭窄症、骨折、四肢・体幹の麻痺、腰痛、肩こりなど
運動器の機能低下は
四肢・体幹の筋力低下、体力・全身耐久性の低下、筋短縮や筋萎縮による関節可動式制限、関節や筋の痛みなど
運動器の疾患については、年齢を問わずいつ発症してもおかしくありませんが
(もちろん、加齢によりそのリスクは高くなるとは考えられますが)
運動器の機能低下については、加齢とは切っても切れない関係と考えられます。
中でも、加齢により筋力低下はこれからのケア次第で十分対策できます。
そのケアとはなんでしょう?
そうです「筋力トレーニング」です。
ここ数年でパーソナルトレーニングとして上記の「筋力トレーニング」
は一般的なものとなってきました。
しかし、そのほとんどはダイエット目的として利用されあまり健康のためにという
目的からは離れているかのように思います。
「筋力トレーニング」はダイエット目的だけでなく、健康目的のためにも
非常に重要です。
明日からは「筋力トレーニング」について考えていきます。
(少し、回数多くなりますのでご了承ください)
※このブログはすべて私個人の見解です。