40代からの絶対に知っておきたい健康知識

40代からは自分の健康は自分で守る!

心の健康について①

今回は「心の健康」についてです。

 

心の健康はどのような場合に、問題となるのでしょうか?

これは、精神面にストレスを感じている場合に問題が生じます。

 

この精神面のストレスついては2つに分けて考えるとわかりやすいと思います。

1つは、「会社関係」

もう1つは、「家庭関係」です。

 

今回は、このうち「会社関係」のストレスについて考えます。

会社関係にストレスについては以下が考えられます。

①人間関係

②給与

③仕事の質・量

今回は①の人間関係でのストレスについて考えましょう。

 

職場での人間関係は大きく3つのポジションで考えてみます。

1、トップ層

→この層については、人事権もあるので人間関係のストレスはあまり感じることはないかと思

うかもしれませんが、実は「部下が思ったように動いてくれない」といったものがあります。

ただし、この層については業績に関わることが一番のストレスになると思います。

2、ミドル層

→いわゆる「中間管理職」です。

中間管理職は、自身も管理職でありながら、さらに上に管理職がいて部下でもある立場です。

この層が一番「精神的ストレス」を感じているのではないでしょうか?

原因として

・上司と部下の板挟みになる

・目標数値やノルマに追われる

・部下が思うように動かない

といったところでしょうか。

3、ボトム層

この層については、上司だけでなく、同僚との人間関係にストレスを感じるかと思います

ただ、この層については、社歴が短いことから人間関係だけでなく仕事の質・量についても

ストレスを感じるかと思います。

 

以上のように、みなさんが社内で置かれているポジションごとで人間関係による

精神的ストレスを受ける可能性があります。

 

ここで重要なことは

自分がストレスを受けていると感じることです。

人間はずっと同じ環境にいるとそれが当たり前になり本人が気づかない場合が

多いからです。

そこで、下記のような症状を感じたら要注意です。

 

1、全身症状

→疲れやすい、体がだるい、やる気がでないなど

2、筋肉系症状

→肩・首がこるなど

3、感覚器系症状

→目が疲れる、めまいがするなど

4、睡眠症状

→寝つきが悪い、眠りが浅いなど

5、循環器症状

→心臓がドキドキする、胸が痛くなるなど

6、消化器系

→食欲不振、下痢・便秘など

 

以上のような症状を感じたら、精神的ストレスを受けている可能性がありますので

その原因を考えてみる必要があります。

そのためには、いったん思い切って仕事を休んでリフレッシュしてみたり、

自分だけで考えずに、家族や友人、専門家に相談してみることで判明する場合もあります。

 

そして、原因がわかった場合には、自分自身で対応可能か、第三者の協力が必要かを判断し改善していくことが必要です。

 

まずは、下記のストレスチェックは数分で簡易的にできますので、

定期的に行うと自分自身で気づくきっかけとなるかと思います。

 

kokoro.mhlw.go.jp

 

今回は、職場でのポジションで分類してみましたが、これらに加え性別・年齢によっても

変わってくることは忘れてはいけません。

いずれにせよ、多くの人と接することが必要な会社では(社内はもちろん社外の付き合いもあります)精神的ストレスを受ける可能性は非常に高いことは覚えておいてください。

 

次回は、「家庭関係」における「心の健康」についてです。

 

※このブログはすべて私個人の見解です。